2013年の12月ごろ、父がガンで急になくなり、僕は蓮根農家になることに決めました。
そのとき、僕は自分のものになった畑に
『蓮輝農園』(れんこんのうえん)という名前をつけました。
「こん」の音に”輝”の字を当てたのは、尊敬する方から
「田んぼの中で蓮の花が輝く風景を中心にして、自然と共存しながら農家をやっていきなさい」
という言葉をいただいたからです。
名付けたときに書いた決意文がこれです。
『祖父母と父が繋げてくれた蓮を、これから未来に繋げていきます!
僕は世の中で波動が高い物を人に渡す事にします!
これがこんなに波動が高いという事を始めて知りました。
僕はこの土地に生まれて幸せです。
僕はここに生まれた事の運命を有効に活動します。
誰かになるのではなく、僕にしかない運命がある。
だからこそ、蓮を輝かせて創るんだ!
だから、このみかがみのような水田を変える必要もない!
それを無理して農薬を使う必要もない!
どじょうもザリガニも虫も魚も鳥の力も借りて、僕は輝かせるんだ!
そして、全ての生きとし生ける物が幸せになる』
この決意文を書いたときの初心を忘れず、
自然の力を借りながら育てた手掘りの蓮根をみなさんにお届けしていきます。
自然にやさしく、生き物にもやさしく、僕たち人間にもやさしい農家を目指していきます。